登米市には世界最大級の「浮石」があります。
場所は登米市中田町加賀野地区にある「かがの公園」。
重さ1.9トンもの石の玉が浮き上がって回転する、世界でも珍しい不思議なモニュメントです。
この浮石は、パスカルの原理を応用したもので、浮き上がって回転する石球(重さ1.9トン/直径1,111ミリメートル)と石円盤(重さ1.1トン/直径1,510ミリメートル)とを組み合わせ、水を使って浮いています。
石はブラジル原産の青色系の御影石で、同種の石の球体としては世界最大級のものといわれていますが、小さな子どもの力でも、簡単に回転の方向を変えることができる不思議な石球です。また、回転するきれいな青色の御影石は、まるで自転する地球のようにも見えます。